ふだんからあまり音声入力を使わない私がアマゾンエコーを買った。
なぜ音声入力を使わないのか?正確性に懐疑的、入力したほうが早い、何となくデバイスに向かって話しかけるのが気恥ずかしい……
そんな私も音楽プレーヤー代わりにと買ってしまったがために、時々たいして意味もなく「アレクサ……」と話しかけることになった。
テレビCMで、「アレクサ、優しくして」なんていうので、AIに近い機能を持っているのかとちょっと期待したが、1万円ちょっとでそんな高度なモノが買えるわけはなく(20万円するAIロボットも、テレビでみる限り、まだまだだなあという印象だが)、コンピュータ玩具の域は出ないかなと言った印象。
私はテレビやエアコンには繋いでいないので、あくまで音楽と検索(天気の確認やちょっとしたことを調べたいとき)が主で、ラジオもradikoをスマホで聴いたほうが自在なのであまり使えていない。
自宅にwifiルーターがあれば使い方は至って簡単。スマホにアプリをダウンロードすれば、その指示にしたがって、設定すればすぐに使える。本体には写真のとおり4つのボタンしかないので、基本は語りかけて仕事をしてもらうだけだ。
音楽はアマゾンミュージックから聞きたい曲を引っ張ってくるので、曲名、アーティスト名、ジャンル等々を言えば、だいたい正確にかけてくれる。
それ以外は、googleの音声識別のほうが優秀だと思う。株価や為替は問題ないが、時々聞き間違えるし、ニュースを読めというと、いくつか登録した中で必ずエンタメニュースから始め、NHKと指示しても聞き入れてもらえない。
ただ、ある意味すごいと思ったのは、「チュニス(チュニジアの首都)の天気は?」と聞いたところ、「テニス(スポーツ)」と聞き間違え、なぜか有明(コロシアムがあるからだと思う。現在建て替え中だが)の天気を教えてくれたこと。
「日本人がアフリカの天気を気にするわけはない」→「時々全米オープンテニスの結果を聞かれていたので、テニスだろう」→「テニスといえば有明」という思考プロセスをたどったとすれば、これはAIといえるかも?
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